ソウル特別市 鐘路区 昌慶宮路 185

昌慶宮 明政殿（창경궁 명정전）

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国宝第226号・明政殿（ミョンジョンジョン）は昌慶宮（チャンギョングン）の正殿で、王に新年の挨拶を行うため家臣らが謁見に臨む、あるいは国の重要な行事を執り行う、または外国の使臣との謁見の場所として使われた建物です。

明政殿は元々、朝鮮時代の1484（成宗15）年に建てられた建物ですが、壬辰倭乱（日本でいう「文禄・慶長の役」）の際に焼失、その後1616（光海君8）年に再建されました。

建物の大きさは正面5間、側面3間で、屋根は多包様式の合閣屋根となっています。

この明政殿の建物は朝鮮時代の正殿の中でも最も古いもので、慶熙宮（キョンヒグン）の正殿・崇政殿（スンジョンジョン）とともに単層で建築された正殿です。

また明政殿は、明政門とその左右にある行閣（ヘンガク）・弘化門（ホンファムン）・昌徳宮（チャンドックン）の敦化門（トナムン／トンファムン）とともに、17世紀前期の木造建築を研究する上で貴重な資料である点で意義が高い建物となっています。

+82-2-762-4868～9

あり

月曜日

9:00～21:00 （20:00まで入場可能）